重永亜斗夢「62」で暫定3位「復調してパット爆発」 降雨の影響で91人が競技を未完了
「男子ゴルフ・東建ホームメイト・カップ・第2日」(29日、東建多度CC名古屋=パー71)
降雨の影響でスタートが大幅に遅れ、91人が競技を終了できなかった。プレーを終えた中では、重永亜斗夢(35)=ホームテック=が9バーディー、ボギーなしの62をマークして通算9アンダーで暫定3位。ブレンダン・ジョーンズ(オーストラリア)が65と伸ばし、通算11アンダーで暫定首位に立った。初日首位発進したアマチュアの中野麟太朗(早大)は競技を開始できなかった。第2ラウンドの残りと第3ラウンドは30日に実施する。
重永は62とスコアを大きく伸ばした。パットが絶好調で前半は1番から4連続を含む7バーディーで28。詳細なデータが残る1985年以降の9ホールでのツアー最少ストローク記録に並び「パットが復調して爆発した。記録に残って良かった」と破顔した。
雨の影響で大幅に競技開始が遅れても、35歳のベテランらしく「体のケアなどに充てて、うまく時間を過ごせた」という。予選通過を確実にし「まずはほっとしている。このプレー内容のままいきたい」と週末の戦いを見据えた。
2018年大会でツアー初制覇。以降は優勝から遠ざかり、近年は苦戦が続く。目標のシード入りへ、思い出深いコースで勢いをつけたい。