笹生優花が6位急浮上 4連続バーディー2度の猛チャージ「結果はついてくる」

 「米女子ゴルフ・フォード選手権・第2日」(29日、サビル・クラブ=パー72)

 76位から出た笹生優花がボギーなしで9バーディーを奪って63をたたき出して通算11アンダーの133でトップと3打差の6位に急浮上した。畑岡奈紗は66と伸ばし、通算10アンダーで10位とした。勝みなみ、西村優菜はともに8アンダーで28位、古江彩佳は45位、吉田優利は52位で予選を通過した。西郷真央は3アンダー、稲見萌寧と渋野日向子は1オーバーで予選落ちした。

 笹生は「出だしからパットが入ってくれた」と、インスタートの11番から4連続バーディーを決めた。後半もパー5の2番でピンまで5メートルのカラーから直接沈めると、3番で2メートル、4番は8メートルの距離から決め、パー5の5番も第3打を1メートルに寄せて、再び4ホール続けてスコアを伸ばした。自慢の飛距離にフェアウエーを一度も外さないショットの正確性、わずか25のパットとかみ合った。久々の勝利に向けて「しっかり集中できれば結果はついてくる」と決勝ラウンドを見据えた。

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