金谷逃げ切り開幕V!大会コース最少23アンダー「最後は必ず自分が勝つと思っていた」

 「男子ゴルフ・東建ホームメイト・カップ・最終日」(31日、東建多度CC名古屋=パー71)

 金谷拓実(25)=Yogibo=が通算23アンダーで今季開幕戦を制した。2021年以来の大会2勝目で、アマチュア時代を含めてツアー通算6勝目。日没で前日から持ち越された第3Rの残りと最終Rが行われ、金谷は第3Rを64で回って首位に立ち、最終ラウンドで7バーディー、1ボギーの65を出して逃げ切った。アマチュアの中野麟太朗(早大)は通算18アンダーの4位だった。

 金谷は大会コース最少の23アンダーで開幕戦を制し「最後は必ず自分が勝つと思っていた」と誇らしげだった。最終Rはピンを狙うショットがさえ渡った。1、2番はともに5メートル以内につけて連続バーディー発進。その後も後続を寄せ付けず、1日計26ホールの長丁場で実力を誇示した。

 今季の目標の一つはパリ五輪出場。今後はアジアなど海外の試合を主戦場に世界ランクを上げ、代表圏内滑り込みを狙う。「目の前の試合を勝ち続けていけば、状況は変わる。チャンスはある」。こちらも逆転に向け、弾みをつけた。

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