タイガー・ウッズが13番を終えて1アンダー、暫定17位 絶妙ショートゲームにSNS「GOAT」
「米男子ゴルフ・マスターズ・第1日」(11日、オーガスタ・ナショナルGC=パー72)
過去5度優勝で自身26度目の出場となったタイガー・ウッズ(米国)は、13番を終えて2バーディー、1ボギーの1アンダーで暫定17位タイ。日没サスペンデッドでこの日のプレーを終えた。
1番パー4はフェアウエーからの残り169ヤードの第2打をピン右2メートル強につけてバーディー発進。続く2番パー5は第1打を左の林に入れ木の淵へ。第2打は左打ちでフェアウエーに出すだけとなったが見事にパーセーブした。
折り返しの10番は第2打をグリーン右のバンカーへ。それでも第2打はグリーンエッジに落として1メートルに寄せるスーパーショット。アーメンコーナーの12番パー3は第1打をグリーン奥に外したが、左足下がりの難しいライからグリーン手前を転がして乗せ、2メートルのパットを沈めるスーパーパーセーブ。マスターズ公式X(旧ツイッター)が「ウッズはマスターズの木曜をショートゲーム・クリニックで締めくくった」と妙技の動画とともに投稿した。
ウッズは昨年大会は最終日の競技前に棄権し、その後右足首の手術を受けた。今年2月のジェネシス正体でツアー復帰したが途中棄権し、今回がそれ以来の実戦。第2日は、第1ラウンドの残り5ホールと第2ラウンドをプレーしなければならないが「体は大丈夫。(明日に向けて)まだ今夜、やらなければならないことがある」と話し、体のケアに努める考えを示した。
ウッズの神業的なショートゲームにはフォロワーから「7回ほどトラブルがあったが、脱出した」「素晴らしいラウンド」「GOAT(Greatest Of All Time=歴代最高)」などと感嘆の声が寄せられた。