松山英樹がぎりぎり50位で決勝Rへ 最終18番で痛恨ダボに「残念な結果になった」通算6オーバーで首位と12打差

 第2ラウンド、18番でダブルボギーをたたいた松山英樹。通算6オーバーの50位で決勝ラウンドに進んだ
 第2ラウンド、8番で第2打を放つ松山英樹
 第2ラウンド、ホールアウトし、厳しい表情の松山英樹。通算6オーバーの50位で決勝ラウンドに進んだ
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 「米男子ゴルフ・マスターズ・第2日」(12日、オーガスタ・ナショナルGC=パー72)

 2021年大会以来、3年ぶりのマスターズ2勝目を目指す松山英樹(32)=LEXUS=は3バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの74でスコアを二つ落とし、通算6オーバーの50位で決勝ラウンドに進んだ。首位とは12打差。

 最後に落とし穴が待っていた。最終18番パー4は第1打が左の林の木に当たって213ヤードしか飛ばず、ピンまで打ち上げの233ヤードが残った。2打目を残り76ヤード地点に置いたが、猛烈な強風下の第3打はグリーンに届かず、傾斜を下って戻ってしまった。アプローチもピン上6メートルにオーバー。痛恨のダブルボギーで予選通過ぎりぎりの50位に順位を落とした。

 カットラインは「別に見てなかったんで。見たのは17番くらいだったんで」。その17番で1・8メートルのパーパットを沈め、この時点で4オーバー、35位タイ。「17番でいいパーパットが入ってくれたので、最後(の18番)もパーでいけたらな、ピンポジション的にフェアウエーに置ければと思っていたが、残念な結果になった」と淡々と振り返った。

 3日目以降は「あれば頑張ります」と話していたが、全選手がホールアウトし50位で生き残った。首位は6アンダーでシェフラー、デシャンボー、ホーマ(いずれも米国)の3選手が並んだ。

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