谷原秀人 技量示し単独首位発進!四十肩で不調も目指すは通算20勝目「目標は肩を良くすること。それだけ」
「男子ゴルフ・中日クラウンズ・第1日」(2日、名古屋GC和合C=パー70)
石川遼(32)=CASIO=が5バーディー、1ボギーの66をマークし、首位と2打差の3位につけた。前週の予選落ちから、ショットを修正し、難コースの和合を攻略してみせた。谷原秀人が7バーディー、1ボギーの64で単独首位。1打差の2位にショーン・ノリス(南アフリカ)がつけた。
64で回った谷原は2015、16年に記録したこの大会での自身の最少ストロークを1打更新し、トップで初日を終えた。パー3の4番で6メートルのパットを沈めるなど、四つのショートホールのうち三つでスコアを伸ばした。日本ツアーで選手会長を務める45歳。「左が四十肩で痛い」と万全ではない中で、技量の高さを示した。「目標は肩を良くすること。それだけ」と冗談めかして言い、気負わずに通算20勝目を目指す。