ツアー未勝利の細野勇策 片岡尚之と首位並んだ!慣れない得点方式にも戦略変えず前半から順調「修正することはいっぱいある」
「男子ゴルフ・バイ・ザ・プレーヤーズ・第1日」(9日、ザ・クラブビレッジ=パー72)
ステーブルフォード方式(得点制)で争われ、ツアー未勝利の細野勇策が1イーグル、5バーディーの15点で片岡尚之と首位に並んだ。1点差の3位に久保田皓也、上井邦浩ら4人。前週優勝の米沢蓮は1点で95位。得点はイーグル5点、バーディー2点、パー0点、ボギーがマイナス1点などと計算する。
スタートから順調に得点を伸ばした。細野は前半に1イーグル、4バーディーを奪った。「一日を通してすごくいいプレーができた。ボギーを打たずに回れたので良かった」と振り返った。1番(パー4)でバーディー発進すると、2番(パー5)はグリーン手前から残り40ヤードの第3打がカップイン。得点の高いイーグルを決めた。慣れない得点方式にも「スコアが良ければ上位にいくと思う」と戦略を変えることなく好結果につなげた。
今季は開幕戦23位の後は2戦続けて予選落ち。コーチの父誠一さんとスイングの修正点を整理し「一つやるべきことを持って、あとはいいショットをするだけ」とシンプルな思考を心がける。首位スタートにも「修正することはいっぱいある」と気を緩めることなく第2ラウンドに臨む。