西郷真央 ドタバタなんの2位発進 繰り上げも首位と2差 「何とか18ホール回れて良かった」
「米女子ゴルフ・みずほアメリカズ・オープン・第1日」(16日、リバティーナショナルGC=パー72)
西郷真央が5バーディー、1ボギーの68で回り、首位と2打差の2位と好発進した。70だった古江彩佳、西村優菜が17位。72の笹生優花が41位で、73の渋野日向子と稲見萌寧が58位。畑岡奈紗は74の76位で、勝みなみは83の118位と大きく出遅れた。イ・ソミ(韓国)が66で単独首位に立った。
西郷は競技開始1時間半前、棄権した選手が出たことによる繰り上げの連絡を受けた。「普段よりちょっと時間がなかった」と通常のルーティンをこなす余裕もなく正午過ぎにコースに出たが、5バーディー(1ボギー)と影響を感じさせず2位。「何とか18ホール回れて良かった」とうれしそうに笑った。
10番から出て11、12番の連続バーディーで勢いに乗った。午前6時から繰り上げに備えてクラブハウスで待っていたため、後半は疲労が出た。それでもパー5の6番は第3打がカップをなめる好アプローチで、7番も4メートルの距離から沈めていずれもバーディーとした。
6位で最終日を迎えた前週のコグニザント・ファウンダーズ・カップは、ショットの不調で29位に終わった。この日はショットが復調した一方、「短いパットを何回も外してしまった」とグリーン上で取りこぼした。「パットは風の影響もあったと思う。そこは警戒してやりたい」と気を引き締めた。