松山英樹 安ど18ホール“完走” 背中痛で前週欠場から復帰 (70)には不満「調整しないと」

 「米男子ゴルフ・全米プロ選手権・第1日」(16日、ルハラGC=パー71)

 松山英樹は3バーディー、1ダブルボギーの70で回り、47位となった。首位と8打差。久常涼と中島啓太はともに71の65位で、金谷拓実は75の137位と大きく出遅れた。大会史上最少で、メジャー最少スコアに並ぶ62を出したザンダー・シャウフェレ(米国)が単独トップ。メジャー2連勝が懸かる世界ランキング1位のスコッティ・シェフラーは67の12位。タイガー・ウッズ(以上米国)は72の85位と出遅れた。

 背中を痛めて前週の大会を欠場した松山は今週も出場が危ぶまれる中、前日の休養が功を奏したのか無事に第1ラウンドを終えた。「18ホールできるか分からなかったが、できてよかった」と安堵(あんど)した。

 10番から出て12番で7メートル、13番も2メートルのパットを決めた。後半も3番ではピンまでわずか30センチに近づける好ショットでバーディーを奪った。順調にスコアを伸ばしていただけに、悔やまれるのはパー4の5番。第1打をバンカーに入れ、その後も左ラフ、グリーンオーバーと4オン2パットのダブルボギーで後退した。

 1アンダーという結果には「(良かったのか)分からない」と不満顔だった。納得できない内容だったためか「ちょっと調整しないといけない」と話すと、練習場へ直行した。

 首痛などに悩まされた昨季はオフにしっかり休んだ。今年は2月に2年ぶりの優勝を遂げた。最近は再び故障で苦しいゴルフが続いているが「2日目は良いスコアで回りたい」と前向きだった。

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