シェフラー 拘束のち「66」で暫定4位 手錠を掛けられて連行「ずっと震えていた」

 「米男子ゴルフ・全米プロ選手権・第2日」(17日、バルハラGC=パー71)

 第2ラウンドが行われ、日没順延で18人が競技を終えられなかった。順位は暫定。松山英樹は65と伸ばし、通算7アンダーの135で47位から11位に上がった。久常涼は通算3アンダーの41位で決勝ラウンド進出が確実。金谷拓実は2オーバーの100位、中島啓太は4オーバーの116位で、ともに予選落ちが濃厚となった。ザンダー・シャウフェレが通算12アンダーで首位を保った。メジャー2連勝を狙うスコッティ・シェフラーは9アンダーの4位。タイガー・ウッズは77で、7オーバーの134位となった。

 会場近くで17日早朝に起きた交通死亡事故の発生後、現場付近を車で通過した世界ランキング1位のスコッティ・シェフラー(米国)が警察の指示に従わなかったとして一時拘束された。その後釈放されて第2ラウンドをプレーし、記者会見に応じた。

 手錠を掛けられて連行された際は「何が起きたか分からなかった。ずっと震えていた」と話した。署では丁重に扱われたという。コースに戻ると大歓声に包まれ、バーディー発進。「通常のプレーをするのに数ホールかかった」というが、66の好スコアを出し「ファンの声援が本当に心強かった」と感謝した。

 さらに「事故で亡くなった方にお悔やみを伝えたい。その家族のことを考えると自分に起きたことは何でもないことだ」と付け加えた。

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