幡地隆寛 飛ばし屋の本領発揮でツアー初優勝 祝福の水浴び「やっとかけられる側に」

 「男子ゴルフ・関西オープン選手権・最終日」(19日、名神八日市CC=パー70)

 首位と1打差の2位で出た30歳の幡地(はたぢ)隆寛(ディライトワークス)が5バーディー、2ボギーの67で回り、通算14アンダーでツアー初勝利を挙げた。杉浦悠太が3打差の2位。石川遼は通算8アンダーで5位だった。

 ウイニングパットを沈め、幡地は小さくガッツポーズ。涙はない。待ち受けていた仲間から祝福の水をかけられ「これまでかける側だったのが、やっとかけられる側になった」と笑みを振りまいた。

 身長188センチ、体重98キロの飛ばし屋は、2ボギー先行で迎えた346ヤード、パー4の8番でドライバーで1オンに成功し、最初のバーディーで流れに乗った。314ヤード、パー4の16番は3番ユーティリティーで第1打を右奥カラーまで運び、5個目のバーディーを奪った。

 東北福祉大4年の2015年にプロ転向。昨年は賞金ランキング18位と健闘した。次は全英オープン選手権出場権が懸かるミズノ・オープンに挑む。「海外メジャーの切符も手に入れたい。一つ勝って、欲が出ています」と笑った。

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