松山英樹 体調回復もパット決まらず7打差19位「雰囲気は出ていたが」期待ほど伸ばし切れず

 「米男子ゴルフ・全米プロ選手権・第3日」(18日、バルハラGC=パー71)

 第2ラウンドまで12位だった松山英樹は3バーディー、2ボギーの70で回り、通算8アンダーで首位と7打差の19位となった。41位で出た久常涼は67と伸ばし、メジャー2連勝を狙うスコッティ・シェフラー(米国)らとともに通算7アンダーで24位につけた。ザンダー・シャウフェレとコリン・モリカワ(ともに米国)が通算15アンダーでトップに並んだ。シェーン・ローリー(アイルランド)がメジャー最少スコアに並ぶ62を出し、13アンダーの4位に上がった。

 松山は前日までの熱が下がり、背中の痛みも和らいで回復して体調が今大会で最も良かったという。それでも70と期待ほどは伸ばし切れなかった。1番で第1打を左に曲げてボギー。4番は4メートル、6番も5メートルを沈められず波に乗れなかった。19位に後退し「(好スコアをマークする)雰囲気は出ていたが、なかなか続けられなかった」と歯がゆそうだった。

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