池田勇太 復帰初戦でいきなり上位争いの5位浮上「自分なりにはよく頑張ったんじゃないかな」

 「男子ゴルフ・ミズノ・オープン・第2日」(24日、JFE瀬戸内海GC=パー72)

 16位から出た今季初戦の池田勇太(38)=フリー=が5バーディー、2ボギーで2日連続の69をマーク。通算6アンダーで、ホールアウト時点では首位と3打差の5位に浮上した。

 3月に顎痛治療のための歯を削る手術が終わったばかり。練習再開も1カ月前で、初日は体力面の不安も語っていたが、2日間を終えて「1ラウンド終わった疲れは今日の方がないかな」と状態は悪くない。ただ、朝は体の感覚が整わなかったようで「午後スタートで良かったなという感じはある」と話した。

 復帰初戦で課題が残る中、いきなり上位で決勝ラウンドに進出。最終9番は1・5メートルのバーディーパットを決められず首をかしげていたが、ホールアウト後には白い歯を見せる場面も。19年大会を制した歴代王者は「今日もそうだけど、コンディションをスタート前にそろえられれば、そこそこできるかな。昨日より今日の方が終わって体が楽というのは、多少慣れたかなというのはある。細かいことを言い出したらキリがないけど、まあまあこの2日は自分なりにはよく頑張ったんじゃないかなと思う」と手応えを語った。

 とはいえ技術も体力面も、まだ完全復活とはいっていない。優勝の見える位置での決勝ラウンド進出も「(意識は)全くありません」と話した。

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