蛭田みな美 首位発進 ミスを反省しつつも「及第点」 熟知するコースを味方に「ポイントを稼ぎたい」

 「女子ゴルフ・ヨネックス・レディース・第1日」(31日、ヨネックスCC=パー72)

 ツアー通算5勝の穴井詩、2勝の森田遥、昨季初勝利を挙げた蛭田みな美が67をマークして首位に並んだ。1打差の4位は脇元華、吉本ひかる、須江唯加、桑木志帆、葭葉ルミ、青木瀬令奈、橋添穂、柏原明日架の8人がつけた。前年覇者の川岸史果は70で21位スタートとなった。

 26歳の蛭田が7バーディー、2ボギーの67と好発進した。前半に三つ、後半も二つスコアを伸ばして先にラウンドを終えていた首位の背中を捉えた。ミスを反省しつつも「及第点というか、伸ばせて良かった」とほっと息をついた。

 ジュニア時代から出場している大会で「回っている回数は多い。経験はあるかな」と熟知するコースを味方につけた。前半の3、4番で連続バーディーを奪うと、後半もパー3の16番で11メートル、17番では1メートルのパットを沈めた。二つのボギーの直後にスコアを戻す攻めの姿勢が光った。

 5月中旬の試合を体調不良で欠場した。6日間ほどクラブを握らず休養し、体調は回復。春先からあった右手甲の痛みもなくなり、心身ともにリフレッシュする好機となった。昨季、プロ8年目で悲願の初勝利を挙げ、今季もトップ5が3度と優勝を争う力を示している。今週はランキング上位の選手が全米女子オープン選手権出場のため不在で「ポイントを稼ぎたい」ときっぱり。ピンを果敢に攻めてツアー2勝目を目指す。

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