渋野日向子が5差5位浮上!シャフト変更奏功し2020年以来の予選通過 5年ぶりメジャー2勝目へ「やれるだけやるぞ」

 「米女子ゴルフ・全米女子オープン選手権・第2日」(5月31日、ランカスターCC=パー70)

 15位から出た渋野日向子(25)=サントリー=が3バーディー、3ボギーの70で回り、通算1オーバーで首位から5打差の5位に浮上した。単独トップからスタートした笹生優花は71で回り、通算1アンダーの139で首位と3打差3位に順位を下げた。小祝さくら、岩井千怜は通算1オーバーの5位。鈴木愛と河本結は2オーバーの13位につけた。67のウィチャニー・ミーチャイが通算4アンダーでトップに浮上。世界ランキング1位のネリー・コルダ(米国)は予選落ちした。

 5位に浮上した渋野は、全米女子オープン選手権の予選通過が4位に入った2020年以来と聞くと、「ちょっと衝撃」と目を丸くした。「コースにやられている感じがある」と停滞が続いていた大舞台で、ショットが道を切り開いた。

 直近2大会で予選落ちし、今大会前にドライバーとアイアンのシャフトを以前使用していた柔らかいタイプに変更した。この決断が「めちゃ気持ち良く振れている感覚がある」と奏功。「イーブンパーで回ることができて良かった」と振り返った2日目のフェアウエーキープは14ホール中13度だった。

 距離感も抜群で「今日のベストショット」と自賛したのが9番(パー4)の第2打。残り158ヤードを6番アイアンで2オンし、狙い通りグリーンの傾斜を利用してピンまで50センチにぴたりと寄せて楽々バーディーだった。

 4年前は首位でスタートした最終日にスコアを落とし、19年の全英女子オープンに続くメジャー2勝目が消えた。「大きい大会だから、やれるだけやるぞと前向きな気持ち。上位で戦うのはなかなか久しぶりなので、自分のプレーができるように頑張りたい」と重圧とは無縁で勝負の週末に挑む。

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