新垣比菜が自己ベストで単独首位!パット冴えた会心ラウンド「100点かなと思う。更新できたのはうれしい」

 「女子ゴルフ・ヨネックス・レディース・第2日」(1日、ヨネックスCC=パー72)

 ツアー2勝目を狙う新垣比菜が12位から出てボギーなしの1イーグル、7バーディーの63を出し、通算12アンダーの132で単独首位に立った。66で回った穴井詩が1打差の2位。さらに1打差の3位に大会コースレコードの62をマークした鶴岡果恋と、葭葉ルミがつけた。前日トップの蛭田みな美が通算9アンダーの5位。

 不振に陥っていた新垣が会心のラウンドを見せた。ボギーなしでスコアを九つ伸ばし、自己ベストを1打上回る63をマーク。首位に浮上し「100点かなと思う。更新できたのはうれしい」と控えめに笑った。

 好スコアを導いたのは「いい感じで距離感が合っている」というパットだった。前半に4バーディーを奪うと、後半も13番で6メートルを沈めるなど勢いは衰えない。「弱々しいパッティングを減らしたかった」とカップをオーバーすることを恐れず打つことを意識し、わずか24にまとめた。

 パー4の12番では残り約100ヤードから「チャンスにはつくかな」と思った第2打がグリーンで弾んでカップイン。驚いた表情を見せた。ショットにパットがかみ合い順位を一気に駆け上がった。

 レギュラーツアー勝利は初優勝した2018年を最後に遠ざかる。今季も12試合中6試合で決勝ラウンドに進めず、最高が19位にとどまる。「チャンスは大きいと思うので、それをちゃんとつかめるようなゴルフができたらいい」と静かな口調の中に覚悟をにじませた。

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