「シブコの10秒」もすごいが笹生優花のバンカー越え超絶アプローチは世界のアヤコが驚嘆 全米女子OPでスーパープレー競演

 第3ラウンド、2番でティーショットを放つ笹生優花。通算2アンダーで5位(共同)
 1番でショットを放つ笹生優花(共同)
3枚

 「米女子ゴルフ・全米女子オープン選手権・第3日」(1日、ランカスターCC=パー70)

 2021年大会覇者で3位から出た笹生優花は69で回り、通算2アンダーの首位と3打差の5位に後退した。それでも17番パー3でスーパーアプローチを披露してパーセーブするなど、随所に好プレーを披露した。

 笹生の17番パー3の第1打はグリーン右バンカーのさらに右ラフへ。バンカー越えの第2打は、右エッジから5ヤードの距離の狭いサイドに切られたピンを狙う、とてつもなく難易度の高いショットを要求されることになった。

 ここで笹生は高い球でバンカーを越えて止めるロブショットを選択。ウエッジのフェースを開いて大きくスイングしたボールはふわりと真上に高く浮き上がり、グリーン右カラーに落ちて転がり、1メートルに寄るスーパーショットになった。

 テレビ中継で解説を務めた元米ツアー賞金女王の岡本綾子氏は「うわあ。うまいわ、これは。最高。すごいですね。すごい」と驚嘆し、すごいを連発。「これは笹生選手にしかできない技。プロもみんな真似たいショット。何回も映してもらえるところがすごさを物語っている」と賛辞が止まらなかった。

 難なくパーパットを沈めてボギーを免れた笹生のプレーにはSNSも「笹生さんすごいな。」「ワンダフル」「どんだけ練習してんだろう、、尊敬します」と称賛の声が寄せられた。

 この日は66をマークして通算3アンダーで首位と2打差の4位に上がった渋野日向子も好プレーを披露。特に14番パー4で淵に止まって10秒後にカップインしたバーディーパットは「シブコの10秒」として話題を集めたが、日本選手がスーパープレーを連発する一日となった。

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