女子ゴルフ 鶴岡果恋がヨネックス・レディースの競技終了後に失格 2日の最終日にスコア誤記で

 最終日、5番でバンカーショットを放つ鶴岡果恋。通算8アンダーで9位=2日
 最終日、通算14アンダーで優勝し、鶴岡果恋(左)から祝福される新垣比菜=2日
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 日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は4日、ヨネックスCCで2日に行われたヨネックス・レディース最終ラウンドで、鶴岡果恋が競技終了後、ゴルフ規則20・e(2)「マッチの結果が最後となった後、または競技が終了した後にプレーヤーを失格とすること」により失格したと発表した。

 鶴岡は同規則3・3b(3)「ホールの間違ったスコア。プレーヤーがホールについて間違ったスコアのスコアカードを提出した場合」に違反した。提出されたスコアが実際のスコアよりも少ない、またはスコアが提出されなかった場合は、そのスコアは失格となる。

 鶴岡は最終日の17番ホールで、1打目がOB方向に行ったため念のため暫定球を打った。その後、右方向のフェアウエー上に止まっていた球を1球目としてプレーを続行し、当該ホールのスコアをパー(4)と記入してスコアカードを提出していた。しかし、映像などを確認したところ、プレーをしていたのは暫定球で、実際のスコアはダブルボギー(6)だったという。

 ゴルフ規則3・3b(3)には例外として、罰を受けていたことを競技終了前には知らなかった1打または複数の罰打を含めなかったことがその少ないスコアの理由であるときを除くとある。しかし、JLPGA競技委員会は必要な調査を行い、判明したすべての情報を精査した結果、鶴岡の17番ホールのスコアは本人が知らなかった罰打を含めていなかったわけではなく、失格を免れる例外的な理由には該当しないとし、規則20・2e(2)に基づき規則3.3b(3)の違反により失格と判断した。

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