鶴岡果恋が失格を謝罪 スコア誤記を釈明「印の付け方が甘かったことによるものだと猛省している次第です」

 女子ゴルファーの鶴岡果恋が5日、インスタグラムを更新。ヨネックスCCで2日に行われたヨネックス・レディース最終ラウンドで失格処分を受けたことを謝罪した上で、スコア誤記に至った経緯を釈明した。

 鶴岡のコメントは以下。

 「先週開催されましたヨネックスレディーストーナメントにて過少申告のため失格となりました。関係者各位、ファンの皆様に多大なるご迷惑をお掛けし、深くお詫び申し上げます。

 なぜ今回の経緯に至ったのかを説明させて頂きます。最終日、最終組で迎えた17番ホールにて、第一打目が右のOB方向へ行ったので、念の為暫定球を打つ選択をし、その場でボールに印を付けました。

 セカンド地点でボールをピックアップし、確認したところ、ティーイングエリアでマークした印が無かったので、本球だと自己判断し、第2打目としてプレーをしました。

 アテスト終了後、帰路の途中で協会より電話があり、今回ご指摘を受けた映像を自分でも確認したところ、私が打ったボールは暫定球だったことが判明しました。

 正直なところ、この時点で自分がティーイングエリアで付けたマークが消えてしまっていたという事を初めて認識し、印の付け方が甘かったことによるものだと、猛省をしている次第です。

 自分自身つねに正直誠実にプレーしています。決して嘘をつこうなどゴルフ人生で一度も思ったことも感じたこともありません。ですがこの一件でそう感じさせてしまった事を深く反省しています。

 改めていつも応援して下さる皆様、ゴルフ関係者の皆様、同伴競技者の方々にご迷惑をお掛けしましたことを、この場を借りて深くお詫び申し上げます。

 二度と同じ事を繰り返さないように気を引き締めて、残りのシーズンを全力で頑張って参りますので、今までと変わらぬ応援をして下さると嬉しいです。

 2024年6月5日 鶴岡果恋」

 鶴岡に関しては、日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)が4日、競技終了後にゴルフ規則20・e(2)「マッチの結果が最後となった後、または競技が終了した後にプレーヤーを失格とすること」により失格したと発表した。

 鶴岡は同規則3・3b(3)「ホールの間違ったスコア。プレーヤーがホールについて間違ったスコアのスコアカードを提出した場合」に違反。提出されたスコアが実際のスコアよりも少ない、またはスコアが提出されなかった場合は、そのスコアは失格となる。

 鶴岡は最終日の17番ホールで、1打目がOB方向に行ったため念のため暫定球を打った。その後、右方向のフェアウエー上に止まっていた球を1球目としてプレーを続行し、当該ホールのスコアをパー(4)と記入してスコアカードを提出していた。しかし、映像などを確認したところ、プレーをしていたのは暫定球で、実際のスコアはダブルボギー(6)だったという。

 ゴルフ規則3・3b(3)には例外として、罰を受けていたことを競技終了前には知らなかった1打または複数の罰打を含めなかったことがその少ないスコアの理由であるときを除くとある。しかし、JLPGA競技委員会は必要な調査を行い、判明したすべての情報を精査した結果、鶴岡の17番ホールのスコアは本人が知らなかった罰打を含めていなかったわけではなく、失格を免れる例外的な理由には該当しないとし、規則20・2e(2)に基づき規則3.3b(3)の違反により失格と判断した。

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