石川遼「非常に合ってる。かなり自分が求めていた」予選通過率50%の鬼門攻略へ新シャフト投入

 「男子ゴルフ・BMWツアー選手権森ビル杯」(6日開幕、宍戸ヒルズCC=パー71)

 石川遼(32)=CASIO=が開幕前日の5日、プロアマ戦に出場してコースの最終確認を行った。

 今季国内メジャー初戦の宍戸ヒルズは石川にとって鬼門。プロ転向後、出場10戦で予選落ちが5回、最高成績も10年大会の15位と優勝争いの経験がない。そんな苦手なコースに対して「大得意です」と冗談を交えて笑いとばすが、今週は宍戸ヒルズを克服できるかもしれない新たな相棒を手に入れた。

 白く輝くシャフトはグラファイトデザイン社の新製品。4日から試しに使い始めたというが、「自分のスイングのタイミングに非常にあってるかなって感じ。弾道は特に変わってるとかもないけど、非常にスイングをしやすくなっている。きょうは全ホール使って良い感じだった」と好感触。悩まされていたドライバーのヘッドの動きが「スイング中に収まってくれる感覚というか、あくまですごく感覚的な話になっちゃうけど、良い感じだなっていう風に思っている」と改善に手応えを感じ、「今回のシャフトはかなり自分が求めていたシャフト」と賛辞が絶えなかった。

 予選通過率50%の鬼門攻略に頼れる相棒を手に入れ「まだ何も結果が出てないので、(大会が)始まる前になにを言ってるか分からないけど、でもそれぐらい今の段階でも感謝しているくらい良いパフォーマンスを出してくれている。非常にこれからが楽しみ」とメーカーに感謝。「一つ一つのショットに意味を持って、次につながるように一打一打、打てているのでこういう状況を楽しみながらやりたいし、毎試合全力でやっているけど、良い準備をしたい」と開幕に向けて気合を入れた。

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