大里桃子が2打差2位と好発進!ここ5戦予選落ちなしで上昇気流ノリノリ 新垣、渋野ら黄金世代の仲間に続く

 「女子ゴルフ・宮里藍サントリー・レディース」(6日、六甲国際GC=パー72)

 5月から上昇気流に乗っている大里桃子(25)=伊藤園=が1イーグル、5バーディー、ボギーなしの65をマークし、7アンダーで首位と2打差の2位につけた。渋野日向子、畑岡奈紗らと同じ1998年度生まれの黄金世代。2021年5月以来のツアー3勝目を狙う。前週の全米女子オープンで9位だった小祝さくらが9アンダーで首位に立ち、竹田麗央が6アンダーで3位と好発進した。

 V字回復の入り口は5月初めのワールドレディス・チャンピオンシップ・サロンパス杯2日目。予選カットライン上で迎えた最終18番で、大里は5メートルのバーディーパットを決めた。まるで優勝決定のような大歓声と拍手、そしてキャディーとの抱擁。開幕戦から9戦で5度の予選落ちにあえいでいたが、そこから変わった。

 「すごくうれしかった。去年までの自分だったら絶対(予選を)通ってなかったし、あの“劇的なやつ”ですごく自信もついた。良かった頃はこんな感じだったなあ、って思い出した」。15位に入った同大会から前週までの5試合は予選落ちなし。2週前のリゾートトラスト・レディスは8位に入り、昨年6月以来のベスト10以内のフィニッシュとなった。

 「ショットの調子もアプローチの状態も今年に入って悪くなかったんですが、かみ合わなかった。今日はパッティングの距離感もすごく良くて」と振り返る。4番パー5では残り62ヤードを58度のウェッジで放り込むイーグル。「去年までは無理やり我流で打って体も痛めてたけど、このオフの間にトレーニングからやり方を見直した。初めてこんなにゴルフのことを勉強したなっていうぐらい」。その成果が表れた65の好スコアだった。

 4シーズン守ってきたシード権を昨年は初めて手放したが、復権は見えてきた。前週に6年ぶりVの新垣比菜、米ツアーで復調気配の渋野日向子。黄金世代の仲間に続きたい。

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