吉本ひかる 68で首位浮上 アプローチ、パターに手応え 唯一の2日連続60台

 「女子ゴルフ・宮里藍サントリー・レディース・第2日」(7日、六甲国際GC=パー72)

 10位から出た吉本ひかる(25)=マイナビ=が5バーディー、1ボギーの68をマークし、通算7アンダーで、67を出した昨年優勝の岩井千怜、首位で出て74の小祝さくらとともに首位に立った。1打差の4位に高橋彩華、大里桃子が続いた。前週優勝の新垣比菜は6オーバーで予選落ち。今季3勝で初日3位の竹田麗央は背中の痛みでスタート前に棄権した。

 カップの位置がグリーンの端に切られ、初日に比べて難度が上がった第2ラウンド。上位が伸び悩む中、小技がさえた吉本がスコアを四つ伸ばしてトップに並んだ。出場選手でただ一人、2日続けて60台をマーク。「全体的に良かった。いまいちだったアプローチ、パターがよくなった」と白い歯をのぞかせた。

 インスタートでボギー先行となったが、15番で7メートルのバーディーパットを沈め、後半は1番、4番とパー5でスコアを伸ばした。春先からグリーン周りからの寄せの精度を欠いていたが、今大会から58度のウエッジを、以前使っていたモデルに戻し「簡単なところからボギーを打たなくなった」と手応えを得た。

 前週は1998年生まれで同学年の新垣が6年ぶりの優勝をつかみ、渋野日向子も全米女子オープン選手権で2位に入った。「黄金世代」の波に乗り、昨年3月以来のツアー2勝目を目指す。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ゴルフ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ゴルフ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス