笹生優花 出遅れ51位「なかなか入らない」 前週メジャーVの勢い生かせず
「米女子ゴルフ・ショップライト・クラシック・第1日」(7日、シービュー・ベイコース=パー71)
前週のメジャー、全米女子オープン選手権を制した笹生優花(22)は3バーディー、1ボギーの69で回り、51位と出遅れた。畑岡奈紗が7バーディー、1ボギーの65で回り、首位と4打差の4位と好発進した。渋野日向子は66の11位。67の古江彩佳、西村優菜、西郷真央が17位につけた。61のアルピチャヤ・ユボン(タイ)が単独トップ。
他の日本勢がスコアを伸ばす中、笹生は全米女子オープン選手権でメジャー2勝目を挙げた勢いを生かせなかった。バーディーパットをわずかに決められない場面が目立って51位スタート。「なかなか入らない」ともどかしそうだった。
10番からティーオフ。全米女子オープンで2位に入った渋野と同組で談笑する姿も見られた。後半は1番でボギーをたたいたが盛り返して3番(パー5)は2オン2パット。4番でもバーディーをマークした。
メジャー制覇したばかりということもあり、人気は上昇。ラウンドを終えると多くのファンにサインや写真撮影を求められ、一人一人に笑顔で対応した。
米女子ツアーでは珍しい3日間の大会。首位との8打差をひっくり返すのは容易ではないが「いい感じで終えられた。自分のやることに集中してプレーするだけ」と巻き返しを期した。