石川遼が国内メジャー3冠するり 岩田とのPOで敗れる 18番バンカーからミラクルショットで首位並ぶも

 「男子ゴルフ・BMWツアー選手権森ビル杯・最終日」(9日、宍戸ヒルズCC=パー71)

 首位と5打差の16位から出た石川遼(32)=CASIO=が1イーグル、8バーディー、2ボギーの63と大爆発。首位に並び、岩田寛とプレーオフに突入したが、惜しくも2位に終わった。石川は2015、19年の日本シリーズ・JTカップ、19年の日本プロ選手権を制しており、今大会勝利なら国内メジャー3冠だったが、届かなかった。

 1番こそボギー発進となったものの、2番から3連続バーディーと反撃開始。6番ではラフから残り30ヤードを58度のウェッジでチップインイーグルも飛び出した。

 後半も伸ばし、首位を猛追。3日目まで苦しめられた終盤も、16番でピン奥のチャンスにつけてバーディーを奪うと、17番もタップインのパー。そして18番はティーショットが左のフェアウエーバンカーに飛び込んだが、第2打はショットインイーグル寸前の“OKバーディー”。グリーン周りの大ギャラリーから、まるで優勝が決まったかのような大歓声が巻き起こった。

 プレーオフでは長いパーパットを残してしまい、外し、岩田がパーをセーブした。勝者の岩田をハグでたたえた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ゴルフ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ゴルフ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス