畑岡奈紗が失格処分 第2R開始前、前日9番「紛失球でプレー」認定 “残り1枠”五輪代表争い混沌か

 女子ゴルフの畑岡奈紗が8日、ニュージャージー州ギャロウェーで行われている米ツアーのショップライト・クラシックで第2ラウンド開始前に失格処分となった。米女子プロゴルフ協会(LPGA)によると、4位で終えた前日の第1ラウンドに「誤所からのプレー」により重大な違反が認められたため。

 問題となったのは9番。第2打が茂みに入り、球を見つけ出してからアンプレアブルを選択。だが、競技後の映像確認で球を捜す時間が規定の3分を超えていたことが判明し、結果的に「紛失球」でプレーしたことになった。ロストボールとして2打目の位置に戻ってプレーしなければならなかった。

 スコア提出前に誤りを訂正せず、失格が決定した。通報による映像確認により判明したもので、LPGAの処分決定後に取材に応じた畑岡は「ルールはルールなので。しようがない」と話した。

 これで混沌(こんとん)としそうなのがパリ五輪の代表争い。女子の代表は6月24日時点の世界ランクを基にした五輪ランクで決定し、日本からは上位2人の出場が見込まれる。3日付世界ランクは全米女子オープンを制した笹生が6位と抜けているものの、畑岡は19位、古江は22位、山下は25位。“残り1枠”はし烈を極めそうだ。

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