女子ゴルフの小祝さくらが優勝副賞のグランドピアノを能登半島地震被災地へ寄贈「皆さんの楽しい時間に力添えができればうれしい」

 小祝さくら(提供写真)
 ビデオメッセージを贈る小祝さくら(提供写真)
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 今年3月に開催された女子ゴルフのヤマハ・レディース葛城を制した小祝さくらが11日、優勝副賞のグランドピアノを、1月の能登半島地震の被災地である能登町立能登中学校に寄贈した。同日、同中学で寄贈式とミニコンサートが開催された。

 小祝はビデオメッセージを通じて「優勝の賞品として大会を主催しているヤマハさんより、とても素敵なピアノを頂いた。年初めに大きな災害に見舞われた能登地方の方々にこのピアノを使って頂きたいと思った」などと経緯を説明。「今までも大変な時間を過ごしてきていることと思うが、きょうこの時間にこのピアノが使われ、少しでも皆さんの楽しい時間に力添えができればうれしい」などと思いを伝えた。

 ミニコンサートでは姉妹都市の長野県信濃町から5人の楽団が演奏。能登中の全校生徒に加え、近隣の小中学校から児童生徒計218人が参加した。

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