畑岡奈紗がパリ五輪出場権争いから脱落 まさかの予選落ちに「正直こういう結果は予想していなかったので本当に残念」

 「米女子ゴルフ・全米女子プロ選手権・第2日」(21日、サハリーCC=パー72)

 107位から出た畑岡奈紗は3バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの74でスコアを二つ落とし、通算7オーバーの86位で予選落ち。今夏のパリ五輪出場権獲得の可能性がなくなった。

 6オーバーで迎えた終盤の16番パー3で第1打を池に入れダブルボギー。最終18番パー5でバーディーを奪ったが、予選通過には2打及ばなかった。

 ホールアウト後の中継局インタビューでは「ショットはチャンスにつけられたり方向はよかったところもある。パッティングがもう少し決まっていれば」と一日を振り返った。予選落ちについては「正直、こういう結果になるのは想像していなかったので本当に残念。来週からまた頑張らないといけないなと思う」と話した。

 女子のパリ五輪代表は今大会終了後の世界ランキングに基づく五輪ランクで決まる。日本の出場枠は「2」になる可能性が高く、前週まで世界ランク6位の笹生優花は当確。2番手を同20位の古江彩佳、同21位の畑岡、同22位の山下美夢有らが争っていた。

 この日、日本勢では渋野日向子が通算4アンダーで3位。山下が3アンダーの6位、古江と勝みなみが1オーバーの23位で決勝ラウンドへ進んだ。岩井明愛、西郷真央、竹田麗央、笹生も予選を通過した。

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