古江彩佳は19位「良い経験ができた」最終日70の追い上げも東京五輪に続きパリも代表入り当確を逃す

 最終ラウンド、通算2オーバーで19位の古江彩佳
 最終ラウンド、18番でアプローチショットを放つ古江彩佳。通算2オーバーで19位
 最終ラウンド、18番でバーディーパットを決める古江彩佳。通算2オーバーで19位
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 「米女子ゴルフ・全米女子プロ選手権・最終日」(23日、サハリーCC=パー72)

 38位から出た古江彩佳(24)=富士通=は2バーディー、ボギーなしの70と二つ伸ばし、通算2オーバーの19位で4日間を終えた。

 前半からパーオンには成功するものの、バーディーパットの距離が遠く、なかなかチャンスがこない。スタートから15番までパーを並べ、もどかしいゴルフを続けた。それでも16番パー4で、グリーン奥のカラーから7メートルを沈めて初バーディー。最終18番パー5はグリーン手前から1・5メートルに寄せると、これを沈めてバーディーフィニッシュとした。

 ラウンド後の中継局のインタビューでは「ずっとボギーをいっぱいたたいていた大会をノーボギーで上がれたのは本当にうれしいし、こうやってアンダーで最後も回ってこられて良かった」と最終日のゴルフを振り返り、「すごくタフなコース、セッティングで良い経験ができた。対応できたりできなかったりというところが、まだまだ自分の上げていけるポイントかなという感じだった」と難コースでの自身の伸びしろを感じていた。

 ただ、17日時点の世界ランキングでは日本勢2番手の20位だったが、それも今大会を2位で終えた山下美夢有に明け渡すことになる見込み。古江は21年の東京五輪でも僅差で五輪代表を逃しており、2大会連続で念願の代表入りはかなわない形となりそうだ。

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