「熱い応援を感じる」原英莉花が地元・横浜でお目覚め 今季ベストの66で8位浮上

 最終18番をパーセーブし、ギャラリーの拍手を受ける原英莉花(撮影・伊藤笙子)
 18番、ティーショットを打つ原英莉花(撮影・伊藤笙子)
 10番、ティーショットを打つ原英莉花(撮影・伊藤笙子)
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 「女子ゴルフ・資生堂レディース・第3日」(29日、戸塚CC西C=パー72)

 62位から出た原英莉花(25)=NIPPON EXPRESSホールディングス=が6バーディー、ボギーなしで今季自己最高の66をマーク。通算5アンダーで、首位と4打差の8位まで一気に猛チャージした。

 前日に寝違いを起こして首の調子が悪く、飛距離は控えめだったが「パーオン率は100%で、ピンチというピンチがなくできた」と持ち前のショット力を存分に発揮した。4週前から投入したタイトリストのアイアンがなじみ出し「イメージも出たし、抜け感も思い通り」とニヤリ。シーズン序盤は成績が上がらず、出遅れた感じもあったが「ウッドが良いときはアイアンが悪いというのがあったけど、そこが徐々に埋まってきた。アイアンの見た目にも慣れてきたし、少しずつ調整してもらって構えやすい感じになってきてるので、そこがいい」と納得の表情も浮かべた。

 神奈川県横浜市出身で今週は地元大会。小祝さくら、岩井千怜とタレントぞろいの組みあわせでもあったが、大ギャラリーを引き連れ、多くの声援を受けた。「いつもより熱い応援を感じる。もっと良いプレーをと思いながらやってます」と期待を受けながらの優勝争いに熱が入る。

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