石川遼荒れれ…4オーバーの出遅れ123位に自虐「1W打てば『ファー』と言っていた」 16番OBでトリプルボギーも
「男子ゴルフ・日本プロ選手権・第1日」(4日、富士C可児C志野C=パー71)
2週前のプレーヤーズ・チャンピオンシップ・サトウ食品に続き、2戦連続優勝を狙う石川遼(32)=CASIO=は1バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの75と苦戦。首位と10打差の123位と大きく出遅れた。
ホールアウト後、取材の冒頭で「もう少しティーショットが真っすぐいって、アイアンもピンにいって、パターが入ってれば、もうちょっと良いスコアで上がれたかな」と自虐を交えながら頭をかいた。序盤はパターの苦戦でリズムを悪くすると、6月は好調だったはずのショットも暴れた。前半を2オーバーで折り返すと、12番で初バーディーが来たが、16番は右OBのトリプルボギー、パーでしのいだ17番もティーショットを大きく曲げた。「短い(パター)のもいっぱい外したし、うまくいったことを見つける方が難しい。1Wを持てば『ファー』と言っていた」と振り返った。
練習場では「全体的に悪くなかった。今朝も普通だった」としていたが、舞台の富士C可児Cは今週初めて回るコース。ティーグラウンドで立ちにくさを感じるホールが多く、「練習場とはスイングが違う」とティーショットで大苦戦した。
首位とは10打差。予選通過へは2日目の巻き返しが必至となった。