稲森佑貴が64の猛チャージ “日本一曲がらない男”が本領発揮FWキープ率100%

 第3日、18番で第2打を放つ稲森佑貴
 第3日、18番グリーンでサングラスをかける稲森佑貴
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 「男子ゴルフ・日本プロ選手権・第3日」(6日、富士C可児C志野C=パー72)

 首位と7打差の25位から出た稲森佑貴(29)=国際スポーツ振興協会=が6バーディー、1イーグル、ボギーなしの64をマーク。通算12アンダーで、ホールアウト時点では暫定4位まで順位を大きく上げた。

 フェアウエーの狭さは関係なかった。出だしの1番をバーディー発進とすると、3番パー4は残り131ヤードからPWで放った2打目がカップインのショットインイーグル。その後は大きなピンチもなく、13番から3連続バーディーを奪うなど、危なげなくスコアを伸ばしていった。

 パー3を除く14ホール全てフェアウエーキープに成功。2015年から10年連続フェアウエーキープ率1位を誇る“日本一曲がらない男”の本領を発揮した。「狭いところは全然あるけど、抜け道というか狙いどころがある。1ホール1ホール分かりやすいので、それさえしっかりとやっていけば大丈夫」と力強く話した。

 メジャーは2018、20年の日本オープン選手権で2勝を挙げている。猛チャージをかけても首位とはまだ大きな差があるが、メジャー3勝目へ「意識はすると思う。でも、あまり考えずに普通に行っちゃうかなって感じ。ノープランです」と自然体で最終日もビッグスコアをたたき出す。

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