古江が絶好発進!メジャー初Vへ 好スコアに笑みが止まらず「久しぶりに自分らしいプレーできた」

 「米女子ゴルフ・エビアン選手権・第1日」(11日、エビアン・リゾートGC=パー71)

 古江彩佳(24)=富士通=がボギーなしの65をマークし、好発進した。竹田麗央は7バーディー、2ボギーの66、西村優菜は5バーディー、3ボギーの69、全米女子オープン選手権を制した笹生優花は4バーディー、4ボギーの71だった。勝みなみは74と出遅れた。プレーを終えた中ではパティ・タバタナキット(タイ)ら3人が64と伸ばした。渋野日向子は7ホールを終え、畑岡奈紗は8ホールを終えて、ともにイーブンパー。山下美夢有は9ホールを終えて2オーバー。

 好スコアに、古江の笑みが止まらなかった。グリーン上がさえて、6バーディー、ボギーなし。上々の滑り出しに「久しぶりに自分らしいプレーができた」と胸を張った。

 インの10番から出て、前半は我慢のゴルフだった。13番でバーディーを奪い、流れを変えたのはパー3の16番。3メートルのパーパットを沈め「あれは大きかった」と振り返った。

 3番で3メートルを沈めると、4番で8メートル、5番も6メートルを成功。「全部フックラインだった」という距離から次々決めて3連続バーディーだった。上がり2ホールも8番で10メートル、9番もバンカーから2メートルにつけて伸ばした。

 エビアン選手権は2021年に初出場。予選落ちした前年の全米女子から2度目のメジャー挑戦で4位に食い込んだ。開幕前に「米ツアーを目指すことになった思い出の大会の一つ。楽しみながら上位を目指したい」と話していた通り、初日から結果に結びつけた。

 大会前は日本に一度帰国し、父とスイングを調整して「リラックスして過ごした」という。ティーショットのミスはほとんどなく「外してもセミラフ、うまく良いリズムでラウンドできた。このまま4日間続けていければ」と期待を込めた。

 今季は、5月のみずほアメリカズ・オープンの7位から4戦連続で1桁順位をマークするなどし、6月のショップライト・クラシックは2位。自身初のメジャー制覇を目指し、2日目以降も優勝争いに絡んでいく。

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