古江彩佳が単独首位に!パット調整しボギーなしの好調プレー 雷雨中断で気持ち切り替えた「良いリズムで回れている」

 「米女子ゴルフ・エビアン選手権・第2日」(13日、エビアン・リゾートGC=パー71)

 悪天候のため持ち越された第2ラウンドが再開され、古江彩佳(24)=富士通=が6バーディー、ノーボギーの65を出し、通算12アンダーの130で単独首位に立った。2打差2位にパティ・タバタナキット(タイ)ら2人がつけた。65だった岩井明愛は通算5アンダーで16位。73の竹田麗央は3アンダーで28位、71の西村優菜は2アンダーで35位、70の西郷真央は1アンダーで44位。渋野日向子、山下美夢有、勝みなみは通算イーブンパーの56位で予選を通過した。畑岡奈紗、笹生優花は予選落ちした。

 古江は第1、第2ラウンドともボギーなしの65をマークして単独トップに立ち「本当にショットがすごくいいし、パットもいい」と好調なプレーに胸を張った。

 前日は13ホールで6バーディーを奪う快進撃だったが、雷雨で中断になる直前は「ティーショットが曲がっていた」という。早朝に再開された残り5ホールは2度のバーディーチャンスを逃して全てパーだったが「うまく気持ちを切り替え、ショットの調子が戻った。中断はラッキーだった」と流れを崩さなかった。

 前週は日本に一時帰国し、ゴルフを教わってきた父とショットやパットを調整した。構えがハンドファースト気味になっっていることを指摘され、修正したという。その効果が出たのか、今大会はアイアンショットの精度が高く、グリーンを外したのは第1ラウンドは1度、第2ラウンドも2度だけ。古江は「久しぶりにボギーなし。良いリズムで回れているなと思う」と納得顔だった。

 ここ数年出場を目指してきたパリ五輪は惜しくも逃した。メジャー初制覇が懸かる決勝ラウンドに向けて「しっかり集中し直し、またバーディーを多く狙っていきたい」と、さらなる好スコアを目指す。

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