古江彩佳は暫定3位後退も首位とは2打差 日本勢4人目の海外メジャー制覇へ勝負のバックナイン突入

 最終ラウンド、1番でショットを放つ古江彩佳
 最終ラウンド、1番でパットを放つ古江彩佳
 1番でパーパットを決め、拍手に応える古江彩佳
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 「米女子ゴルフ・エビアン選手権・最終日」(14日、エビアン・リゾートGC=パー71)

 首位と1打差の2位から出た古江彩佳(24)=富士通=が前半を終えて3バーディー、1ボギー。スコアを二つ伸ばして通算15アンダーとしたものの、首位のローレン・コフリン(米国)との差が2打差に開いた。1打差2位にステファニー・キリアクー(オーストラリア)。

 打ち下ろしの2番パー3、続く3番パー4もショットが好調でピンにつき、連続バーディーを奪った。しかし、4番パー4で3パットのボギーをたたいて先頭集団から一歩後退。それでも8番パー3で、左バンカーからの2打目を絶妙な寄せでパーセーブするなど、集中力は切れていない。十分逆転を狙える位置でバックナインに突入した。

 古江は国内ツアーを主戦場としていた2021年にエビアン選手権に初出場。同大会を4位の好成績を収めている。逆転Vなら樋口久子、渋野日向子、笹生優花に次ぐ日本勢4人目の海外メジャー制覇の偉業となる。

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