古江彩佳の快挙をJLPGA小林会長&樋口顧問が祝福「鳥肌が立ちました」「勝てるプレーヤーです。古江さんは」
日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の小林浩美会長と樋口久子顧問が15日、米女子ゴルフ海外メジャー第4戦のエビアン選手権で、日本女子4人目のメジャー制覇を果たした古江彩佳(24)=富士通=に祝福のコメントを寄せた。
小林会長は現役時代、当時はメジャー大会ではなかったが、1997年大会で優勝している。樋口顧問は1977年の全米女子プロ選手権で、日本女子では史上初の海外メジャー制覇を果たした。
コメント全文は以下の通り。
小林会長「米国メジャー、エビアンでの優勝、おめでとうございます!。素晴らしい(18番)イーグルで鳥肌が立ちました。
エビアンは特にグリーンの芝目が強く、そこの読みがパッティングに影響します。世界中の強い選手がしのぎを削って戦う中で、これまでの日米の経験が合わさって、メジャー優勝の栄誉を勝ち取ったと感じます。とても誇りに思います」
樋口顧問「優勝おめでとうございます。素晴らしいプレーを拝見いたしました。今回の古江さん、持ち前のショットの精度、パッティングのうまさに加え、ここぞという時の集中力がとにかくすごいと感じます。
振り返ると、全米女子プロゴルフ選手権までは勝敗に加え、パリオリンピックの出場資格争いがかかっていた。日本勢2番手につけていた古江さんは、プレーを見ていても少し違うなぁ。そんな印象を受けました。プレッシャーだったのかは分からない。
でも、アマチュアの時から体型は小柄でも、思い切りの良さが際立っていました。その特性が伝わってこなかったことが、ちょっと気になっていたのです。その後、パリオリンピック代表の2枠目は山下美夢有さんに決まりました。心中をおもんばかると、本当に残念だったと思います。
海外でプレーし、しかも試合ではトップ10の常連選手。ここまで、自分が思うようなプレーができず結局、4年に一度のチャンスを2回連続で逃してしまった。プライドが許さなかったでしょう。ただ、今回はそんなモヤモヤが吹っ切れた様子。今回のメジャー優勝を期に、今後も優勝を重ねるでしょう。勝てるプレーヤーです、古江さんは」