53歳・野仲茂 首位から2打差の4位 14年ぶりVへ「出来過ぎかもしれない」

 「男子ゴルフ・横浜ミナトチャンピオンシップ・第2日」(9日、横浜CC=パー71)

 日本ツアー未勝利の李尚熹(韓国)が10位から65と伸ばし、通算11アンダーの131で首位に立った。1打差の2位に阿久津未来也と宋永漢(韓国)。さらに1打差の4位に野仲茂、岩田寛ら6人がつけた。前日首位の小浦和也は通算7アンダーの11位。3アンダーまでの63人が決勝ラウンドに進み、石川遼は予選落ちした。

 猛暑が続く中、53歳の野仲が奮闘している。初日は65で3位。この日は4バーディー(1ボギー)を奪い、首位から2打差の4位と好位置につけている。「いつもは外すようなパットも入った。出来過ぎかもしれない」と声が弾んだ。慶大ゴルフ部の長男勇羽さんが初めてキャディーを務め、地元の所属コースで上位の決勝ラウンド進出。「メンツは立った。あとは伸び伸びやる」と野仲。14年ぶりの2勝目となれば、55歳で勝った尾崎将司に次ぐ年長優勝記録となる。

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