21歳川崎春花が首位キープ 復調パットで65 通算11アンダー「タッチが合っていた」

 「女子ゴルフ・CATレディース・第2日」(17日、大箱根CC=パー72)

 ツアー通算4勝の川崎春花(21)=村田製作所=が8バーディー、1ボギーの65と伸ばし、通算11アンダーの133で首位を守った。3打差の2位はペ・ソンウ(韓国)でさらに1打差の3位に森田遥が続いた。上田桃子、渡辺彩香、佐藤心結が通算5アンダーの4位に並んだ。前年覇者の蛭田みな美は1アンダーの23位。前週優勝の河本結は体調不良のため開始前に棄権した。

 台風一過の強い日差しの中、単独首位で出た川崎の隙のないプレーが光った。パットがさえ、この日最少タイの65をマーク。後続との差をさらに広げ「タッチが合っていた。ラインを読めていたところは(全て)入った」と自賛した。

 1番(パー5)は第2打でカラーまで運び、50センチほどに寄せてバーディー発進。4番で6メートル、7番では5メートルを入れて勢いづいた。風の読み違いから、ショットのミスでピンチとなっても、11番で4メートルを沈めてパーを拾うなど崩れなかった。

 7月に2戦連続優勝した後、8月に入って2週連続で予選落ちした。パットの不振が要因で、フォームをきっちり修正して今週に臨んだ。

 復調と重なるように、前日に全英女子オープン(22日開幕)の出場権を付与されたことが分かった。急きょ、今大会最終日の夜に羽田から出発することを決定。「セントアンドルーズには行きたいと思っていたので、わくわく」と気持ちを高ぶらせる。まずは目の前の勝利に向けて「自分のスタイルのままプレーする」と表情を引き締めた。

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