節目10勝目の松山英樹「最後にたいが。急なのにありがとう!最高のサポートだったよ!!」急造コンビの田淵キャディーに感謝

 通算17アンダーで優勝しトロフィーを手に笑顔を見せる松山英樹(共同)
松山英樹インスタグラム(hideki.matsuyama_official)より
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 「米男子ゴルフ・フェデックス・セントジュード選手権・最終日」(18日、TPCサウスウインド=パー70)

 松山英樹が首位から出て70で回り、通算17アンダーの263でツアー通算10勝目を挙げた。2月のジェネシス招待以来の今季2勝目で賞金360万ドル(約5億3280万円)を獲得。プレーオフは自身初勝利となった。

 試合後には自身のインスタグラムを更新。「節目の10勝目挙げることが出来ました! ハプニングもありましたが色々な人のサポートのお陰です。 ありがとうございました。また来週以降も頑張ります!! そして最後にたいが。急なのにありがとう!最高のサポートだったよ!!」と日本語と英語で記した。

 銅メダルを獲得したパリ五輪後、米国に戻るため経由したロンドンで盗難に遭い、一緒にいたコンビを組む早藤キャディーらのパスポートを入れたバッグが持ち去られ、松山も財布を失った。日本帰国を強いられたキャディーに代わり、普段は久常涼のバッグをかつぐ田淵大賀キャディーと急造コンビで優勝。予期せぬハプニングを乗り越えての勝利だっただけに、支えてくれたチームの仲間、特に田淵キャディーへの感謝の思いがあふれ出た。

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