西郷真央 5位後退も決勝ラウンド進出「やるべきことに集中できている」日本勢最上位の内容に納得
「女子ゴルフ・AIG全英女子オープン・第2日」(23日、セントアンドルーズ・オールドコース=パー72)
4位スタートの西郷真央(22)=島津製作所=が72で回り、通算3アンダーで5位に後退した。トップとは5打差。岩井明愛が70をマークし、通算イーブンパーの21位にいる。川崎春花、佐久間朱莉、河本結は1オーバーで30位となった。大里桃子と勝みなみは36位、畑岡奈紗と古江彩佳は60位で予選を通過。渋野日向子や山下美夢有、笹生優花らは予選落ちした。ネリー・コルダ(米国)が通算8アンダーで単独首位に立った。
西郷が一時はトップに並ぶなど第2日も上位に食らい付いた。終盤に3ボギーと乱れて5位に後退したが、日本勢最上位で予選を通り「自分のやるべきことに集中できている」と結果と内容に納得していた。
インから出た前半で二つ伸ばし、後半の2番でバーディーを奪うと通算6アンダーで首位のN・コルダに追い付いた。「リーダーボードは見ていたが、全然まだ始まったばかりなので意識しなかった」と順位を気にせずプレーに集中した。
4番から連続ボギーと失速したが、ピンチに陥った5番は約5メートルのボギーパットを沈めると小さくガッツポーズ。風が強まる中「ダブルボギーだったらその後のショットに影響する。ボギーで抑えられてよかった」と大崩れしなかったことを良しとした。
2年前に初出場したこの大会の前週、セントアンドルーズでプレーした経験があるという。2年ぶりに戻ってきた「聖地」でメジャーの上位争いに名を連ね「こうやって試合でも戦えているのは本当にありがたい」と感慨を込めた。