松山英樹 コース入りも第2ラウンド開始前に棄権「体調を治してやれれば」最終戦での復帰目指す
「米男子ゴルフ・BMW選手権・第2日」(23日、キャッスルパインズGC=パー72)
米男子ゴルフの松山英樹(LEXUS)が23日、腰痛のためコロラド州キャッスルロックで行われたプレーオフ、BMW選手権を第2ラウンド開始前に棄権した。ツアーが発表した。
無念の表情でコースを離れた。午前からの競技に向けてコース入りしたが、練習を開始後、しばらくしてやめた。前週からの腰痛でプレー続行は不可能と判断。同組で回る予定だったコリン・モリカワ(米国)にあいさつして体の治療に向かった。
前週優勝し、年間ポイントランキングで3位。今週は獲得点数がゼロだが、最低でも4位以上で来週のプレーオフ最終戦、ツアー選手権に出られる。最終戦は年間ポイント順に差をつけてスタート。1位は10アンダーから、2位は8アンダー、3位7アンダー、4位6アンダーから始める。
松山は少なくともトップと4差内。年間王者を狙える位置につけられる。「体調を治してやれれば」と、まずは回復を優先し最終戦での復帰を目指す。