香妻陣一朗2年ぶり3勝目 小斉平とのプレーオフを制した 「妻と子供の前で勝ちたかった」と長男抱き上げ歓喜

 「男子ゴルフ・Sansan・KBCオーガスタ・最終日」(25日、芥屋GC=パー72)

 首位から出た香妻陣一朗(30)=国際スポーツ振興協会=が5バーディー、2ボギーの69で回り、通算19アンダーで並んだ小斉平(こさいひら)優和とのプレーオフを制して優勝した。2022年4月の東建ホームメイトカップ以来の通算3勝目。1打差の3位に鍋谷太一とショーン・ノリス(南アフリカ)が入った。

 首位を独走していた香妻が、終盤の2連続ボギーでプレーオフへ。18番を繰り返す2ホール目、相手のよもやの3連続OBで優勝をつかみ「妻と子供の前で勝ちたかった」とパーパットを沈めた後、昨年生まれた長男を抱き上げ喜んだ。

 16番で五つ目のバーディーを奪うも、17、18番で第1打をバンカーに入れ、連続ボギー。自分に自信を持てと言い聞かせ、プレーオフに臨んだ。小斉平のOBは「どうしたんだ」と見ていた。競技を終えて、相手の最終日65の好スコアを褒め、ねぎらったという。

 今季は超高額賞金ツアーのLIVゴルフを主戦場にし、国内は4戦目。LIVでは12戦し9位が最高だが、賞金は昨年日本ツアー1位の中島啓太の約1億8500万円を大きく上回る「約3億円」を稼いだという。今後もLIVで競技を続けたい考えで「もっとスコアを伸ばして勝ちたかった」と反省した。

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