松山英樹 4位に後退 苦戦も70にまとめる トップとは8打差に「少しでも縮めていけるように」

 「米男子ゴルフ・ツアー選手権・第1日」(29日、イーストレークGC=パー71)

 7アンダーの3位からスタートした松山英樹(32)=LEXUS=は3バーディー、2ボギーの70で回り、通算8アンダーで4位に後退した。首位とは3打差から8打差に広がった。10アンダーから出たスコッティ・シェフラー(米国)が65をマークし、通算16アンダーで単独首位。ザンダー・シャウフェレとコリン・モリカワ(ともに米国)が7打差の2位につけた。今大会はポイント上位30人が出場。先週までの成績に応じ、スコアに差をつけて競技を始める。優勝者が年間王者となり、2500万ドル(約36億2500万円)のボーナスを手にする。

 日本勢初の年間王者を目指す松山は、体調が万全でない中で70にまとめ「プレーできたこと自体うれしかった。思ったより痛みがなく、ちょっとうれしくなり過ぎて思ったようなショット、パットができなかった。」と安堵(あんど)した。3番でボギーとした後、6番と8番ではパットを沈めてバーディー。逸機が続いた後半も16番で3メートルを決めてアンダーパーにつなげた。

 今年のイーストレークGCは改造され、コースが大きく変わった。ティーショットの安定をやや欠いた松山がフェアウエーを捉えたのは7度だけ。ラフからのショットも新しくなった硬いグリーンで止まらずパーオンも11度にとどまった。

 先週の大会は腰痛で途中棄権。風邪をひいたこともあり思うように練習できず「どういう感覚でやったら良いのか分からないまま、最後も曲がってしまった。練習がそんなにできていない分、もったいないところはたくさんあった」と調整不足を嘆いた。トップとの差は8打差に開いたが「少しでも縮めていけるようにしたい。良いショット、良いパットが打てればスコアは伸びてくる。頑張りたい」と意気込み、追い上げを期した。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ゴルフ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ゴルフ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス