エビアン覇者の古江彩佳 凱旋試合で初の国内メジャー獲りだ!「日本のメジャーも頑張ってV争いを狙えたら」

 「女子ゴルフ・ソニー日本女子プロ選手権」(5日開幕、かねひで喜瀬CC=パー72)

 7月のエビアン選手権で、日本勢史上4人目の海外メジャー優勝を果たした古江彩佳(24)=富士通=が4日、公式会見に登場し、大会への意気込みを語った。

 2週前のAIG全英女子オープンを戦い終え、今季の海外メジャー全5戦が消化。試合後は台風10号の影響もあって、当初の予定より一日早い8月27日に帰国した。30日の金曜日には沖縄入りして、つかの間のオフを満喫。「お母さんがそこに行くのが大好きで、神様にあいさつに行きました」とパワースポットとして有名な沖縄本島東南の離島である久高島にも足を運んだ。

 コースには9月2日の月曜に入り、調整を開始。エビアンの快挙から少し時間はたったが、「皆さん優勝おめでとう、メジャー優勝おめでとうというのを言って下さるので、すごくうれしかったと思います」と久々に顔を合わせる日本ツアーの戦友たちに祝福された。

 国内ツアーは5月のワールド・サロンパス・カップ以来、4カ月ぶりとなる。「調子はぼちぼち」と話すが、沖縄開催の当コースの印象は「芝は本当にラフの芽が強いというよりすごく太いので、芝自体が。ラフが深く見えなくても意外と重く感じたりする。ラフが意外とキツい」と見た目以上にやっかいなラフを警戒する。

 念願のメジャー覇者となったが、国内メジャータイトル獲得は未勝利。「まずは4日間戦えるようにしっかり頑張るのと、日本のメジャーも頑張って上位争いだったり、優勝争いを狙っていけたら」とビッグタイトルを狙う。

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