最年少出場の小6福井誠ノ介「自分なりのゴルフできた」11オーバー暫定113位も前向き「明日はいいことがあるんじゃないか」

 「男子ゴルフ・ACN選手権・第1日」(3日、三木GC=パー71)

 悪天候の影響でスタートが遅れ、全選手が競技を完了できないまま日没順延となった。ツアー最年少記録となる12歳67日で出場した福井誠ノ介(愛知・兵庫小6年)は15ホールで11オーバーで、暫定113位。小平智が12ホールを終えて6アンダーとスコアを伸ばしている。2週連続優勝を狙う幡地隆寛は12ホールで1アンダー。4日は第1ラウンドの残りと第2ラウンドを行う。

 福井は「自分なりのゴルフができた」と、しっかりした口調で話した。主催者推薦での出場で、2002年に12歳99日で出場した伊藤涼太の記録を塗り替えた。最初の4ホールで3ボギー、1ダブルボギーだったが、15ホールで七つのパーをセーブし「気持ち良かった」と笑顔ものぞかせた。

 3歳の時、父に連れられて地元愛知での大会を見て、ゴルフにはまった。身長148センチ、体重49キロの体格で得意クラブは9番アイアン。「図工と体育が好き」と言う。5歳で最年少の世界ジュニア日本代表に選出され、21、23年大会で優勝。今年から国内下部のABEMAツアーに出場し、2試合とも予選落ちだった。

 第1打を左に曲げるOBもあったが「ちょっとでも飛ばしたい気持ちがあって振りすぎた」と振り返る。「今日は良くなかったので、明日はいいことがあるんじゃないか」と前向きだった。

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