石坂友宏 圧巻9バーディーで首位と2打差2位浮上 「目標は20アンダー」

 「男子ゴルフ・ACN選手権・第3日」(5日、三木GC=パー71)

 日没順延となっていた第2ラウンドの残りと第3ラウンドが行われ、第3ラウンドでボギーなし、9バーディーで62をマークした石坂友宏(25)=都筑電気=が、通算15アンダーで2打差の2位に浮上した。66で回った幡地隆寛が通算17アンダーで単独首位。ツアー最年少出場記録を更新した12歳、小学6年生の福井誠ノ介は第2ラウンドまで通算19オーバーで予選落ちした。

 ツアー未勝利の25歳、石坂が圧巻のゴルフを展開した。9バーディーを重ね、ボギーはなし。18位から、首位と2打差の2位に浮上し「ショットを思い切り振れたのが良かった。パットも入ってくれた」と声を弾ませた。

 1番でバーディーを奪って流れに乗り、前半だけで四つ伸ばす。2・5メートルを沈めた10番から4連続バーディーを奪うなど、さらにスコアを伸ばした。「ピンを狙って、キャディーさんの言う所にしっかり打てた。グリーンのコンディションも良くて、楽しみながらプレーできた」。3日間でボギーは第1ラウンドの一つだけ。抜群の安定感を発揮している。2019年12月にプロ転向し、3季連続でシードを獲得している。20年と21年に2位が1度ずつあるが、22年からは優勝争いに絡んでいない。今大会は久々に初勝利への好機を手繰り寄せた。

 「意識していないと言ったら、おかしいでしょう。目標は20アンダー。20で優勝できないなら仕方ない」と最終日を見据えた。

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