中島啓太は初日の前半苦戦から一変 2日目67で首位に浮上「きょうも良い流れでできた」

8番ホールグリーンサイドの坂からアプロ^チショットを決める中島啓太(撮影・持木克友)
8番ホールパーで踏みとどまりギャラリーの声援に応える中島啓太(撮影・持木克友)
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 「男子ゴルフ・日本オープン選手権・第2日」(11日、東京GC=パー70)

 7位から出た中島啓太(24)=フリー=が4バーディー、1ボギーの67をマーク。通算4アンダーで池村寛世と並び、首位に浮上した。

 初日は前半こそ4オーバーと苦戦したが、後半は5バーディーと一変。2日目はその勢いのまま一気に首位に並んだ。インから出て、13番パー5で寄せワンのバーディーからスタートすると、14番は4メートルを沈め、18番はOKバーディー。後半は短い4番パー3で3メートルを決めて一時単独トップに立ったが、続く5番パー5はボギーをたたいた。リーダーボードの一番上を突き抜けることはできなかったが、「昨日の後半のおかげで、きょうも良い流れでゴルフができた」と納得の表情を浮かべた。

 昨季は国内ツアーで自身初の賞金王に輝いたが、これまでの4勝のうち、メジャータイトルはない。今季から欧州ツアーでステップアップを狙う埼玉県出身の24歳は「地元開催ですし、週末はたくさんの方に会場に来てほしい。優勝できるように苦しい時間も多いけど、楽しみながらやりたい」と決勝ラウンドを見据えた。

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