松山英樹が大会2勝目へ意気込み「やっぱり日本でプレーすることは僕の中で楽しみ」 3年ぶりのZOZO制覇に向けて調整
「米男子ゴルフ・ZOZOチャンピオンシップ」(24日開幕、習志野CC=パー70)
松山英樹(33)=LEXUS=が開幕2日前の22日、インコース9ホールの練習ラウンドを行った。その後は記者会見に登場し、今大会への意気込みを語った。
米ツアー唯一の日本開催に気合が入った。「ここで優勝してるのは良い思い出になってますし、やっぱり日本でプレーすることは僕の中で楽しみなイベント」。21年大会に米ツアー7勝目を挙げた母国での戦いで、3年ぶりの大会2勝目を目指す。
9月末のプレジデンツカップ以来、約1カ月ぶりの実戦となるが、今大会に向けては「ほんとに何もしていない」と調整でラウンドを行ったのは1回だけ。状態面は気になるが、この日の久常涼との練習ラウンドでは、さすがのショット力を披露し続けた。最終18番のグリーンでは1メートルの短いパターを沈め、観衆に向けてわざとらしいガッツポーズ。サービス精神をのぞかせて多くのギャラリーの笑いを誘い、プレーで魅了した。
和やかな雰囲気で調整を進めたが、準備はきっちりと行った。一打ごとに黒宮コーチとスマートフォンに収められた動画で入念にスイングをチェック。24日からの本戦に向けて「あと2日で良い状態に持っていけるように」と話した。
ZOZOチャンピオンシップは今年が契約最終年。一区切りが付く大会にも「自分の全力で戦っている姿を見てもらって、それで結果が良ければ良い。もちろん優勝を目指してやりますけど、もちろん優勝を目指してやっていってますけど、そうじゃない部分もある。自分がやりたいことをどこまでやれるかを検討しながら、結果につなげていければ」とまずは自身のプレーに集中していく。