松山英樹は初日1オーバーでやや出遅れ「怒りが湧いてこないくらいよくなかった」 バーディー、ボギー入り交じり、ミスショットにいら立ちも
「米男子ゴルフ・ZOZOチャンピオンシップ・第1日」(24日、習志野CC=パー70)
2021年大会の覇者・松山英樹(32)=LEXUS=は4バーディー、5ボギーの71でラウンド。ホールアウト時点では1オーバーで暫定52位と、やや出遅れた形で初日を終え「怒りが湧いてこないくらいよくなかった」と話した。
今季米ツアーで2勝を挙げ、8月のパリ五輪では銅メダルを獲得した日本のエースを目に焼き付けようと、初日から大勢のギャラリーが詰めかけた。大声援と拍手の中でスタートした松山は、イン発進の10番でティーショットをフェアウエーに捉えると、2打目をピン奥1・5ートルにつけてチャンスメーク。惜しくもバーディーパットは外れたが、きっちりとパーを拾った。
しかし、11番は右ラフからの2打目がトップ気味のミスショットとなり、グリーンに乗せることができず、3オン2パットのボギー。クラブをラフにたたきつけて、いら立ちをのぞかせた。それでも、続く12番はファーストカットからの2打目を3メートルにつけて、バウンスバックに成功した。
ただ、その後は一進一退の攻防が続き、前半をイーブンパーでハーフターン。後半も3、4番で連続バーディーを奪ったが、3つのボギーもあって伸ばせず。バーディー、ボギーが入り交じった滑り出しとなった。