馬場咲希 66で笑顔“咲”いた2位発進「こんないいスコアで回れるとは」米下部ツアーで成長

 「女子ゴルフ・樋口久子・三菱電機レディース・第1日」(25日、武蔵丘GC=パー72)

 今季国内2戦目の馬場咲希(19)=サントリー=が7バーディー、1ボギーの66をマークし、工藤遥加とともに首位と1打差の2位につけた。前週優勝のイ・ミニョン(韓国)が65で回り、トップに立った。岩井千怜、河本結、柏原明日架、内田ことこ、15歳でアマチュアの清水心結(東京・代々木高)の5人が67で4位に並んだ。竹田麗央は14位、山下美夢有は27位。

 プロ転向から国内2戦目となる馬場が、66をマークし「こんないいスコアで回れるとは」と笑顔を見せた。176センチの長身を生かしたショットがさえて7バーディー、1ボギー。納得のいくラウンドだった。

 飛ばし屋らしくパー5で三つスコアを伸ばした。1番は第3打を1メートルにつけ、9番はティーショットをバンカーに入れたため、機転を利かせて刻み、3打目がピン横5センチにぴたり。16番は1・3メートルのバーディーパットを沈めた。パー4でもピンに何度も絡ませた。

 2022年の全米女子アマチュア選手権覇者。昨秋に日本のプロテストに合格し、今季は米下部ツアーを主戦場にした。国内デビューした前々週の大会は14位だった。米国での連戦の疲れがあったそうで、ショットの不具合を修正。大好きな車の運転で心のリフレッシュも図ったという。

 米下部ツアーでは18戦で最高が2位、予選落ちは2度と健闘したが、年間ポイントランクで18位にとどまり、来季の米ツアー出場権獲得はお預けとなった。「移動や自分一人で考える力が必要で大変だった」。今大会はコーチがバッグを担ぐ。「コースと向き合い」成長した姿を見せる。

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