脇元華 悪天候で第3Rは中止も「チャンス広がった」 念願のツアー初優勝へ
「日米女子ゴルフ・TOTOジャパンクラシック・第3日」(2日、瀬田GC=パー72)
大会3日目は悪天候で中止となり、単独首位の脇元華(27)=GMOインターネットグループ=がクラブハウスを訪れ、取材に応じた。大会は4日間72ホールから3日間54ホールに短縮される。
念願のツアー初V狙う脇元にとって、追い風になったのは間違いない。2位と2差の単独首位のままで最終日へ。もちろん、4日間72ホールをやり切って、すっきり勝ちたい思いはある。それでも「チャンスは広がった」と前向きにとらえた。
降雨による3日目の中止は安全面に考慮して、早朝の時間帯に決まった。最終組のスタート予定だった脇元が中止の知らせを聞いたのは「ベッドの中で(笑)」。日米の両ツアーを兼ねるビッグトーナメントでトップを走るが、睡眠時間は8時間と心身ともに状態は良好だ。最終日はV争いの重圧をはねのけたい。今季8月のニトリ・レディースでは、首位から出た最終日に73とスコアを伸ばせずV逸。「ニトリのようにならないように、冷静にやっていけたら」と、普段通りのゴルフで頂点をつかむ。